白内障手術

2018年05月01日

白内障について

人間の目には図の水晶体という透明なレンズが入っています。ちょうどカメラのレンズに相当します。この水晶体が濁ることを白内障といいます。進行すると見づらい、まぶしいといった症状をきたします。主に加齢・老化が原因であり、60歳以上の方は程度に差はありますがほぼ全員に白内障が生じています。

白内障の治療について

初期の白内障には進行を予防するお薬がありますが、進行して見づらくなった場合の治療は手術しかありません。最近の手術の進歩はめざましく、より痛くない麻酔で、短時間に、しかもより安全に行うことができるようになりました。その結果、国内の白内障手術件数は年間60万件(数年前の2~3倍)に及んでいます。手術後の視力回復も早くなり、日帰り手術が数多く行われるようになってきました。党員でも日帰り手術を導入し、最新の技術で白内障手術を行っております。もちろん手術後の治療にも万全を期しております。

白内障の手術時期は?

白内障の手術時期については、昔はかすんで見えなくなってから手術をしていましたが、白内障手術の進歩により現在ではまったく変わってきました。白内障は自分の生活に何らかの支障を感じたら、手術の時期と考えてよいと思います。不自由なまま我慢することはありません。手術を受けることで良く見える眼を取り戻すことができます。

白内障手術前の検査

全身検査

手術を安全に行うために手術に先立ち血液検査等を行います。

角膜内皮細胞検査

目が白内障の手術に耐えられるかどうかの検査です。

超音波検査

水晶体の代わりになるレンズの度を決める大切な検査です。

白内障の手術について

前述のように、水晶体が濁ることを白内障と言います。手術でこの濁った水晶体を取り除きます。水晶体を取り除く方法として当院では超音波乳化吸引術を取り入れています。これは図のように濁った水晶体を超音波で細かく砕いて吸引するという最新の方法です。この方法により切開創は小さくなり、傷の治りは早く、視力の回復も早くなりました。この小さな切開創から図のように眼内レンズを挿入します。この眼内レンズにより、眼のピントを合わせます。また、このレンズは紫外線の吸収力に富み、眼を紫外線から守ります。挿入された眼内レンズは、入れ替えの必要はありません。